言霊(ことだま)のおはなし

ことだま

 

こんにちは、戸野大信です。

今回は「言霊」についてのお話です。

 

言霊(ことだま)とは
言葉にはエネルギーがあって、そこに人の思いや言葉の持つ意味がこもって「言霊(ことだま)」が宿ります。
放った言葉たちは生き物のように相手の心に向かっていきます。そしていずれ自分にも返ってきます。

『だから言葉を使う時は注意が必要なんだ』こんなふうに中学時代の担任の先生に教わりました。

 

私自身幼い頃から相手の感情を想像して生活していました。どんなことを考えているのか、これを言ってしまうと相手はどう思うだろう。逆に、なぜこんな事を言うのだろう。そういった習慣がついていたので、「言霊」という考え方がスッと入ったのかもしれません。

 

 

様々な言葉たち
では実際にどのような言葉の種類があるでしょう!?
これは人それぞれ考え方、感じ方が違うかもしれませんが、私的には大きく2つに分けることができると思っています。
イメージで言うと、プラスマイナスあとはポジティブネガティブとも言えると思います。

私たちが言葉を使う時、それはつまり「何かを伝えたいとき」です。

自分の感情、出来事、相手への思いやり、今日嫌だったこと、悲しいことなど。何かを伝えて共有したいという思いから生まれたのが言葉です。なので種類分けなんて始めたらキリがありませんが、ここではザックリとした私なりの区別についてお話しします。
プラス・ポジティブな言葉
言葉を使った先にいるのは相手もしくは自分です。言葉を発した先にいる人が、言われて嬉しいこと・褒めることを心がけましょう。
1番簡単なのは「ありがとう」という最強の言葉です。でも、ただありがとうと言えば良いわけではありません。大切なことは、「何に対してどの様にありがとうなのか。」をしっかりと伝えることです。
「こんなに〇〇してくれてありがとう。」「いつも仕事(家事)ありがとう。」自分に対しては、「今日も、今週も頑張った!ありがとう自分。」
こんなふうに言葉にしてみると良いと思います。
ありがとうと並んで「感謝」もよく聞く言葉です。感謝という言葉は、ありがとうと言う気持ちの中に、ありがとうを通り越して「ごめんね」という感情が入っているように思います。
そこに有ること、存在することが難しいと書いて、「有り難い→有り難う」です。そこに在る相手からの優しさ、存在そのものがちゃんと目の前にあるということは実はとてつもなく難しく、奇跡です。そんな気持ちを心に感じながら、相手への感謝を伝えたいですね。

 

マイナス・ネガティブな言葉

これらの言葉はまず単純に言われて嫌なこと、聞いても嫌な言葉たちだと思います。あえて具体例は出さないでおきます。
もしもマイナス・ネガティブな言葉たちを使ってしまいそうになっても大丈夫!!対策方法があります。それはズバリ「言い換え」です。
「〇〇しかない」「あと〇〇も残ってる」これらの言い方や気持ち、思い当たる場面があ離ませんか!?もちろん私もたくさんあります。
それを、↓
「まだ〇〇もあるじゃん」「もうこんなにも頑張ったんか!あとこんだけしか残ってないやん!」こんな感じに言い換えると周囲の人にも自分にもポジティブな言葉を向けることができます!(関西弁出ちゃいました。笑)
SNS、書いた文字も同じ
言霊は話した時にだけ宿るものではありません。
言葉はときに凶器にもなります。
SNSでの書き込みや発信、何かに書いた言葉にも平等に言葉のエネルギーがあります。
毎日私たちは無意識のうちに膨大な言葉たちに囲まれて生きています。これは逃れることはできないでしょう。様々な言葉を浴び、目にして、自分では意識していなくても誰かを傷つけてしまっているかもしれまれん。
何かと便利に簡単になった時代だからこそ、「言葉」についてよく考えるべきだと私は思います。

使った言葉は自分に返ってくる

自分のした事は自分に返ってくる!
なんてよく言いますが、それは言葉も同じです。
相手に使った言葉、自分に使った言葉も全て返って来ます。
友人・家族・同僚の人と人間関係で上手くいかない時は、一度自分の使っている言葉に目を向けてみるといいかもしれません。
逆にあなたのその一言が相手の心を救うかもしれません。
大切なことは、相手のことを思いやる気持ちとそれを表現する言葉だと思います。
ことだまちゃん
言霊を何か形にできないかと思い、「ことだまちゃん」というキャラクターを作りました!
言葉には意味とともに「色」を感じます。赤だったり青だったり、温かかいものも冷たいイメージを感じるものもあります。それらを文字だけでなくもっと柔らかくことだまちゃんを使って表現できたら、より多くの人に伝えることができるのではと思っています。
個展等で登場するのを楽しみに!!!
まとめ
今回は「言霊」についてのお話でした。
身の回りに溢れている言葉たち。私たちの人生になくてはならないものです。少し立ち止まって自分を包んでいる言葉に目を向け、深く観ていくと様々な発見があると思います。たった一言がとてつもなく大きく、人の人生を左右するものになり得ます。日々発する言葉たちに「愛」と「心配り」を注ぎたいですね。
このブログでは僕が感じた言霊を放っていきますので、のんびり見ていって頂ければと思います。
ではでは。