こんばんは、戸野大信です。
近頃はもっぱら次に個展を開催するギャラリーを探すのに明け暮れています。こればっかりは探すしかないに尽きます。できれば年内にあと2回、来年は既に一箇所を押さえています。なんだか仕事している感がでていますね。
さてさて本日は、「やっぱり行動することが大事だな」と感じたお話しです。そんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが、よければお付き合いください。
先日の個展では、反響や売り上げ以上に大切なものを得ることができたと思っています。そのひとつが「道を進む方法」です。
活動を始めてから5年目を迎えました。その中で将来のイメージは少しずつ確かなものになり、そこに向けてじわじわとした運の広がりを感じています。でも実際、「どうやって活動をしていけば良いのか」ってわからなくて。内心焦りともどかしさを感じていました。
そんな中、前回個展をさせていただいたギャラリーのオーナーさんから本を勧めていただきました。読んでみるとこれが、「知りたかったこと全部載ってる!」という感じのやつで。なんというか、視界が一気に開けて青空が広がったみたいな感じでした。作者側の思いや個展で感じていることを代弁してくれていて、とってもとっても共感できました。
この本から得たことは、「たくさん個展をして出会いを増やす」これに尽きます。もちろんこれだけじゃないのですが、ここが1番大きなポイントです。1年に1度の個展で物凄い収益があがるに越したことはないですが、なかなかそうもいきません。作品を買ってくださるということはとても貴重なことです。仮に、1000人が会場の前を通ったとします。そこから会場に入る人は10%の100人くらい。そして作品を求めてくださる人は1人くらいの感覚です。いかに出会いが貴重ですごいことが起きているのか、ということです。
ここで大切なのは、個展を開いて作品を求めてくださるのが0%ではないということ。期待値が0.1%だとするのならこちらから出会う機会を増やしていけば結果はついてくるということです。幸いなことにこれまでに開催した個展では僕の作品を求めてくださったかたが少なからずいらっしゃいます。個展では最大限のクオリティの作品を生み出しています。自分の生み出した作品たちは自信を持って世に送り出せる子たちです。
前置きが長くなりました。
個展をする回数を増やすということは、「会場」探す必要があります。なので日々会場を探すアンテナを張り巡らせているわけですが、先日京都を散策していてふと入ったお店で新しい縁がありました。
こちらのお店に入ったのには訳がありまして。というのも、以前見ていたドラマ「教場」で木村拓哉さんがかけていてのが999.9さんのメガネだったんです。以前から「かっこいいな〜」と思っていたものの、お店に行く機会はありませんでした。
そんな中で偶然お店を見つけて入ってみたんです!店内も外観もとても上質な空間でした。いろんなメガネを見せていただいて、作り手のこだわりが詰まったモノが好きな僕にはとても刺さりました。欲しいなって。
お店は三階建だったのですが、そのワンフロアがなんとギャラリーになっていてダメもとで聞いてみたんです。「書道家をしているんですが、個展をさせてもらえませんか?」と。話は店長さんまで進んで、後日打ち合わせをして、なんとOKをもらえたんです!
いやもう目ん玉飛び出ました。こんなことあるのかと本当に驚いたとともに、本当に有難い機会をいただけたなと痛感しています。そしてやっぱり「行動してみる、試してみる」ことの重要性を身をもって味わいました。
素敵な個展になるように努めます!
それでは今日はこのへんで。