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プロフィール

 

戸野大信(との たいしん)のプロフィール

1996年、奈良県生まれ。

 

これまでの経歴は下記の通りです。

奈良教育大学書道教育専修 卒業→県内で高校常勤講師→書道家として活動
現在は書道家として活動しています。
中学時代は社会が好きというか得意だったので、なんとなく高校の社会の教師を目指していました。ですが高校で書道の先生に出会い人生が大きく変わりました。
8歳から習字教室に通っていたので習字は得意でしたが、選択授業で初めて「書道」を目の当たりにして、心が震えました。
「文字を書くことにこんなに魅力があったのか!」

黒板に貼られた半紙は、同じ漢字を様々な技術を用いて全く別の雰囲気を放っていました。

この瞬間に、「書道の教員を目指そう」という思いが芽生えました。

大学での半端じゃない練習
高校卒業後、なんとか「奈良教育大学」に進学することができました。
ここは全国でも数少ない「高校書道」を専門に学べる大学です。
一般的に高校書道の教員免許は文学部などに入学し、二回生から書道の技術や知識を学び、教育実習を経て取得することができます。
しかし、奈良教育大学の場合は一回生からバチバチに技術・知識を習得していきます。
さらに全国的にも優秀な先生方が常駐しているため、全国から学生が入学してきます。

 

なので周りのレベルも相当高いです…。

レポートや課題は半紙1000枚書いて提出とかは当たり前。
そのほかに、年間これだけの行事をこなしていきます。
  • 毎年の展覧会への出品(3作品!)
  • 同学年での展覧会を開催(絶対!)
  • 全学年での展覧会開催
私の場合は大学に泊まり込んで朝まで練習していました。
同級生や先輩たちとあーでもないこーでもないと言いながら、壁一面に作品を貼っていたのも楽しかったです。
大変でしたが、4年間で自分なりのスタイルを得られました。

縦2メートル、横4メートルの巨大屏風です!

教員採用試験に落ち、常勤講師へ

教員採用試験には残念ながら不合格だったので、書道の常勤講師としてしばらく働いていました。ただ、実際に働いてみると教育現場・日本の教育に疑念や不信感が募っていきました。

 

自分が間違っていると思うことをやり続けることは性に合わず、体調を崩して退職してしまいました。精神的にどん底でした。

 

中学時代からの夢と目標を失って、これからどうしようという感じでした。

 

書道家になったきっかけ
仕事を辞めてからは会いたい人たちのところを訪ねていました。
高校時代の友人や恩師に会いに行っていました。
そんな中で心に響いたのは母の地元にいるおじさんの言葉でした。
「お前の字には人に勇気や元気を与える力がある。道は開けているから心配ない。」
この言葉に大きく背中を押され、自信がつきました。
自分の書いた言葉が、観た人の勇気や力になるなら書道家として活動するのもいいかもしれないと思いました。
あのおじさんの言葉がなければ、違う仕事をしていました。
そして家族と自分を支えてくれた人たちのお陰で今があります。
書道家として
私は「言葉」を大切にしています。
今はこんな時代です。インターネット、SNS、スマホ。至る所に言葉があり、画面をタッチするだけで簡単に言葉を送ることができます。とてもとても便利で豊かな時代です。その便利さ故に、言葉が軽く簡単に放たれていきます。
中学時代の先生の言葉の持つ力「言霊」についての話を今でも覚えています。
言葉にはそれ自体にまるで生き物の様な力がある。自分では意味を考えずに使った言葉でも、相手にはその言葉の意味が届いてしまいう。だからよく考えて使わなければいけない。
「言霊」が私の書道家としての活動の根底にあります。
言葉や文字の持つ意味と、そのずっと奥にある彩をよく観て感じて、「戸野大信」と言うフィルターを通して表現できればと思っています。当たり前に身の周りに溢れていて当たり前に使っている言葉に目を向けて過ごすことで、時には一歩踏み出す勇気になったり時には心の傷を癒してくれると思っています。
ご縁のあった方々の心に響くものがあれば幸いです。
・書道家 戸野大信ウェブサイト→https://taishintono.com/
そして「主夫」でもあります!
基本的には我が家の「主夫」をしています。
最近では男は仕事、女は家事という感覚もかなり変わってきたように思います。それぞれの得意・苦手を補い合うのが家族だと思っています。(掃除は好きですが、片付けは苦手です。)
家事をしながら気ままに書道をしています。
書は気分が向いてないと書けないものなので。
料理は好きなのでぼちぼち料理のことも投稿していこうと思います!
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ウチの父ちゃん「主夫」で「書道家」