優しさとは、何だろう。
僕の答えは「相手を思いやること、相手の為に行動すること」です。
相手が求めていることをすることは優しさでしょう。
甘えたい、そっとしておいて欲しい、1人になりたい。
毎日誰しも感情の浮き沈みはあるもので、求めることは変わっていきます。その小さな変化に気づくためには、日々相手のことをよく観ること。
それが友達でも家族でも上司でも嫌なやつでも同じです。
「なぜこの人はこんな事をするのか。」「今日はなんだか嬉しそう。」「なんか嫌なことでもあったのかな。」「何を伝えたいんだろう。」
相手をよく観てなぜそうなっているのかを自分なりに考えます。もちろん自分の想像とは違う原因だということはあるでしょう。
大切なことは「考えること」です。
逆に優しそうに見えても自分のやりたいこと、してあげたい事を押し付けてしまっている場合もあります。これは優しさとは言えない。相手の為の行動にはなっていません。
また時には嫌われ役になる事も優しさでしょう。
本人とっては何となく気づいているけれど、認めたく無いこともあります。ちゃんとそれを伝えないと前へ進めない、気づかないふりをしたままかもしれません。
それを本人に伝えたら、傷つくかもしれません。
でも伝えることが本当に相手の為になると信じているなら、それは優しさなんだと思います。
結局、生きるという事は思い通りになることなんて少ないんだと思います。
僕を含めて、日々の生活の中で発する言葉の一つ一つ、行動の全てが正しいのかなんて事は分かりません。受け取る相手によっても変わるでしょう。
だから大切にしたいのは自分の思いです。
本当に伝えたい事は何か、なぜそれをするのか。
そこまで相手のことを考えてしたことが「優しさ」だと、僕は思います。