〜縁〜知ると面白い漢字の成り立ち講座

書道

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4月5日〜4月26日まで

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名前を贈る。名前を飾る。自分の名前を気軽に飾れる。和紙と墨だから感じられる温かさ。自分の名前を改めてじっくりと見て、大切に日々を過ごしてほしい。

 

 

今日の漢字は「縁」

縁起がいい、縁結びなど人と人を繋ぐイメージがありますね。さてどんな成り立ちがあるのか、早速みていきましょう!

 

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形声文字

もとの字は緣に作り、音は彖(タン)。

彖には、まるくふちをめぐるという意味があります。

 

そもそもの意味

縁は「へりかがり」とも読み、織物のへり飾りの意味として使われていました。

また「ふち・まわり」の意味にも用いられ、縁故(血縁などの関係によるつながり。また、人や事柄の相互のつながり)のように「つながり・ゆかり」の意味に用いられてきました。

 

縁のもとの音は「タン」で、王后や夫人の服を縁衣といいました。

 

まとめ

私は「縁」という言葉が好きで作品としてもよく書きます。彖が「ふちをめぐる」という意味があったように人や物事の縁はグルグルと回っているように思います。自分がした良いことも、悪いこともいずれは自分に返ってくるというのも納得です。

 

◯参考文献

・新訂字統 著者 白川静

・常用字解 著者 白川静