【最高の品質とコスパの良さ】MOTOのコードバン/特徴・モデル比較・経年変化を徹底解説

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はじめに:「憧れのコードバン靴」に迷うあなたへ

「いつかは革のダイヤモンドと呼ばれるコードバン靴を履いてみたい。けれど、10万円を超える高価格や、雨に濡れるとシミになる扱いづらさが心配で踏み出せない……」   

よく耳にする「Alden」のコードバンを使用した革靴はどんどん値上がりしていて、今では新品で20万円を超えてきます。なかなか手が出せるものでもなくなりつつあります。

「良いものを長く大切に使いたい」「それでいてもう少しお財布にも優しい方がいいな」

そんな革靴好きの方に心からおすすめしたいのが、日本のファクトリーブランド「LEATHER & SILVER MOTO(モト)」が手掛けるコードバンシューズです。   

一般的なツヤツヤのコードバン靴とは一線を画し、マットな状態から自分の手で光沢を育てる「アンチグレージング仕上げ」や、職人の手染めが生み出す「斑茶芯エイジング」など、男心をくすぐる仕様が詰まっています。今回は、MOTOコードバンの魅力や主要モデルの違い、お手入れ方法まで徹底解説します!   

MOTO(モト)とは?無形文化財の職人が創り出すレザーブランド

MOTOは1971年、革工芸家・本池秀夫氏によって立ち上げられた革工房が原点です。本池氏は2016年に全国で初めて革工芸の分野で「県指定無形文化財保持者」に認定され、2021年には文部科学大臣賞を受賞した、日本を代表する革の巨匠です。   

鳥取県米子市にある「本池美術館」では、本池秀夫氏の革を使った芸術作品を鑑賞することができます。原寸大のキリンとか、ゾウの頭とかを革で作っているんです!私も実際に訪れましたが、圧巻です。駐車場では可愛いキリンがお出迎えしてくれていました。

鳥取県にある自社アトリエでは、本池氏のイズムを受け継いだ職人たちが、革の仕入れから裁断、縫製、手染めに至るまで手作業で制作を行っています。単なる工業製品を超えた、温かみと圧倒的な存在感を放つ点がMOTOの革靴の大きな魅力です。   

ここが違う!MOTOコードバン革靴「4つの革新的な魅力」

1. マットな状態から光沢を立ち上げる「アンチグレージング仕上げ」

普通のコードバン靴は、工場でガラス棒による摩擦加工が施され、買った時からピカピカと光っています。しかしMOTOのコードバンはあえて磨き工程を省いた「アンチグレージング(マット仕上げ)」で完成されています。 最初はサラリとした質感ですが、履き込んでブラッシングや保湿を重ねることで、革内部の油脂分が表面に立ち上がり、濡れたような美しいツヤが現れます。ツヤを一から自分の手で作り上げる楽しさは格別です。   

2. 刷毛の手染めが生み出す「斑茶芯(ぶちちゃしん)」エイジング

MOTOの革靴は、職人がハケを使って手作業で色を重ねる「ハンドダイ(手染め)」を採用しています。 着用に伴い表面の染料が退色する一方、下地のベジタブルタンニンレザーが光や空気によって濃い飴色へ変化していきます。この二つの変化が重なることで、色ムラのあるヴィンテージ感あふれる「斑茶芯」へと育っていきます。   

3. 綺麗なシワが約束された「プレ・クリース(初期履き皺)」

新しいコードバン靴を下ろす際、「変なシワが入ったらどうしよう」と緊張する方も多いはずです。MOTOの靴は、製造段階であらかじめ甲部分に美しい波状の履き皺(プレ・クリース)が形成されています。最初から自然な屈曲ガイドが入っているため、変なシワが入るリスクがなく、一歩目から快適な履き心地を実感できます。   

4. 雨の日も恐れず履けるタフネスと抜群のコスパ

組織内部にしっかり油脂分を保持したMOTOのコードバンは、少々の雨であれば水シミ(ブク)を作らず弾いてくれます。天候を気にせず普段履きとしてガンガン履ける実用性を備えています。 また、自社工房での直販体制を中心とすることで、海外製高級コードバン靴(12万〜20万円超)の半額近い価格設定(6万〜8万円台〜)を実現しているコスパの高さも魅力です。   

アトリエにて靴を製作している貴重な動画があります。是非ご覧になってみてください。グッと愛着が湧いてきて、欲しくなります!↓

自分に合う一足はどれ?MOTOコードバンの代表モデル

#2100 プレーントゥオックスフォード(定番中の定番)

MOTOの歴史を支えてきた看板モデルです。太めの平紐と5アイレット、丸みのある独自のオブリックラストが特徴で、履き込むほどに足に吸い付くようなフィット感へと変化します。デニムや軍パン、ワークスタイルとの相性が抜群です。   

#2151 プレーントゥ(ドレス&クラシック)

#2100をベースに、アイレットを6穴に増やし、細い丸紐と高めのヒールを採用した上品なモデルです。トゥのフォルムがシャープに引き締まっており、スラックスやジャケパンスタイル、仕事履きとしても活躍します。   

コードバンローファー

暑い時期の素足履きから冬の厚手ソックススタイルまで幅広く対応するスリッポンモデルです。甲部分の大きな面積でコードバンのうねりシワとツヤの立ち上がりを存分に堪能できる、革好きに人気の1足です。   

コードバンシューズ #2100

私が所有しているのがこちらの2100という型番です。そしてレアなダークブラウンカラーです!この色味が本当に好きでたまりません。

経年変化推移と簡単なお手入れ方法

エイジングの推移

経年変化と一口に言っても履く頻度や使い方、お仕事の職種によっても変化のスピードや皺の入り方は変わっていきます。ここではざっくりとしたイメージをお伝えします。

  • 購入時〜2ヶ月:マットな質感。プレ・クリースのおかげで履き始めから足馴染みが良い。   
  • 半年〜1年:普段の磨きにより光沢が徐々に立ち上がり、手染めの染料が抜けて透明感が生まれる。   
  • 2年以降:全体がしっとりとした強いツヤに包まれ、下地の色味が浮かび上がる「斑茶芯」が完成。唯一無二の存在感へ。   

推奨されるシンプルケア

MOTOコードバンのお入れは非常にシンプルです。   

  1. 馬毛ブラシで表面のホコリを払い落とす。
  2. 「コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス」を少量塗り伸ばし、革に保湿と栄養を与える。   
  3. 豚毛ブラシと柔らかい布でしっかり磨き込む。   

特別なコードバン専用ワックスを使わなくても、デリケートクリームによる保湿だけで美しい光沢が生まれます。ソールの摩耗を防ぎたい方は、購入時にハーフラバーやスチールトゥを取り付けるカスタマイズもおすすめです。   

アフターケアと補強カスタマイズ

MOTOのコードバンは素地に近い仕上げであるため、水分補給と油分補給のバランスに優れた乳化性クリーム(例:コロニル1909シュプリームクリームデラックス)との相性が極めて良好です。有機溶剤を多く含む固形ワックスを過剰に塗布すると、手染めの繊細な塗膜を傷めるおそれがあるため、水分主体のデリケートクリームやコロニル1909によるケアが推奨されます。   

また、出し縫いグッドイヤーウェルト製法で仕立てられたダブルレザーソールは、耐摩耗性と放湿性に優れる反面、履き始めの反りが硬くつま先が急速に削れる傾向があります。これを防ぐため、新品時または履き始めの段階でソール前部にハーフラバー(Vibram #7673等)を貼り付け、つま先部にヴィンテージ・トゥスチールを装着する補強を施すことで、ソール本体のオールソール交換周期を大幅に延ばすことが可能です。   

手作業による独自の製革思想、実用的な堅牢性、そして履き込むほどに開花する斑茶芯の美しさを持ったMOTOのコードバン革靴は、単なる靴の域を超えて、履く者の人生に永く寄り添う卓越したレザープロダクトといえます。   

こちらの動画でお手入れについて解説がありました。お手入れの参考になります!↓

おわりに:自分だけの一足を育てよう

MOTOのコードバン革靴は、「高価で繊細」というコードバンのイメージを塗り替え、日常の中でガシガシ履き込んで自分だけの表情に育て上げるために作られた相棒です。 時とともに味わいを増す一生モノの一足を、ぜひあなたも手に入れてみませんか?   

・MOTOの商品はこちら↓

LEATHER ARTS & CRAFTS MOTO
県無形文化財保持者本池秀夫が創業した、50年の歴史を持つレザー&シルバーブランドMOTO

・本池美術館↓

Motoike Museum
本池秀夫は世界で唯一無二の革人形師です。幼少の頃から革を触ることでなぜか不思議と気持ちが落ち着いたという。革人形を作るきっかけは大学在学中旅したローマの骨董屋で出会った古い磁器人形の緻密さに感銘を受け、革であればさらにリアリティーを追求でき…

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