2023年秋、ついに個展を開催いたします!!
書道家戸野大信 個展 「生きる」
今回の個展はこれまでになく「自分」を表現したものになっています。サブタイトルは、〜生きるは”光る”ためか〜にしました。
私たちは生きる中で実に様々なことを感じます。「喜び」「幸せ」「楽しさ」。そして自分の思い描いた「理想」と歩んできた人生の「軌跡」を照らし合わせて一喜一憂します。
なんとなく抱いている幸せ、親が求めている生き方、いくらお金があればいいのか。
きらきらしたもの、輝かしい経歴、素晴らしい人生。みたいなものを求めながら生きている、生きなければいけないというような感覚を自然と身につけてきたように思います。それらが悪いことでは決してないですし、素晴らしいことだと思います。
でも、そうじゃなくてもいいと思うんです。それだけじゃなくてもと思うんです。
何かに秀でていなくても、何かを成さなくてもいい。誰かと比べて幸せでなくてもいい。表には出せない暗い気持ちや黒い自分が居ていい。そんな風に思います。
サブタイトルの「光る」には、才能・容貌・技術・人物などが一段とすぐれて目立つ。という意味があります。
生きるということはこれらのうちどれかを、または全てを得るためなのか。私はそうは思いません。これらだけが素晴らしい素敵な人生ではなくて、答えは自分の「内側」にあるような気がしています。
自分に甘い自分、弱い自分、行動に移せない自分。どれも皆自分自身です。こんな自分でいいじゃないですか。誰かに誇れなくてもいい、挫折して夢破れてもいい。
私を含めこんな自分を、世界に1人しかいない自分を許して、愛して、少しずつ歩んでいきたい。
作品たちがその一助になればと願っています。
書道家戸野大信の明るい部分だけでなく、暗い影の部分も作品を通して表現しています。27年の人生ではありますが、挫折も忍耐も底も味わいました。それでも希望の光を見いだして今は活動をしています。
元気で来場してくださる方にはもっと元気になってもらって、作品たちの中の光を見つけて楽しんでいただきたい。そうでない方ももちろん楽しんでいただきたいのですが、一歩前へ進む力になれば幸いです。
是非会場にて作品たちが放つ光を体感してください。作品たちと共に皆様のご来場をお待ちしております。
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