作品をグッと引き立てる「額装」

活動

 

こんばんは、戸野大信です。

 

10月になりましたね。ここ1ヶ月の時間の流れはあっという間でした。作品制作はもちろんのこと、会場の内装に使うものもこだわり始めたらやることがたくさんありまして。作品を鑑賞してもらう為の椅子、会場の入り口、展示の台などなど。今回の「戸野大信展」は一味違います!!これまでにご来場いただいた方も、ちょっと行ってみようかなという方にも楽しんでいただける個展になっていると思います!是非ご来場ください。僕は会期中毎日在廊しています!

 

さて、作品たちがいよいよ額装され始めています。1番大きい作品も来週辺りには仕上がってくるというような状況です。今週はお世話になっている画材屋さんに行って、額を選んできました。(作品をひとつ忘れてしまって、その子はまた後日!)

額は大きく分けて額を作っているメーカーの現在の主力商品と、今ではもう作られていない仕様のものの2種類があります。個展の際には額の形や装飾をある程度同じにして会場全体で統一感を出すという方法もあります。一方で一点限りの額もあり、作品にドンピシャでハマれば他に無い雰囲気を纏った仕上がりになります。

 

額を選びにいくときはある程度作品自体のイメージや表現したい意味合いを考えながら、店長さんとも相談しつつ最高の組み合わせを探します。今日も2時間くらいかかりました。本当に毎回お世話になっています。有り難いです。

時には店長さんのおすすめの額があったりして、これがまたいい雰囲気の額で、即決の場合も多々あります。その時思うのは、プロの仕事はすごい。色合いのバランスを考えながら、作品の中のどの部分を際立たせたいかによって額を選んでいきます。美術の理論に基づいて説明してくれるのでとてもわかりやすいんです!

 

今回は大きな作品もあるのでトータルのサイズも重さもなかなかなもののなります。作品に合うものを選んでいるので重かろうが額が高かろうがそれでいいんですが、体を鍛えて搬入に臨ばねば腰が砕ける!!!ということで夜な夜な筋トレに励んでいる戸野であります!

 

それでは今日はこのへんで。