こんばんは、１週間ノロウィルスに感染して身動きが取れなかった戸野です。健康の有難さを痛感しました。最後に感染したのは小学生の時。大人になってもしんどい病気ですね。皆様もお気をつけください。
さて今回は東京での「デザインフェスタ」について振り返っていきます！
東京までは車で移動しました。静岡以降の高速に乗るのは初めてで、寝ないように歌いながら夜のドライブを堪能しました。
新しいことに取り組むと現実的にも新しい景色が見れます。夜明けの美しい空でした。サービスエリアで休憩しているとちょいちょい通りかかる人がカメラで写真を撮っていくんです。「何かのオブジェでもあるのかな」と思いながら車で少し仮眠しました。
少し脱線しますが、この仮眠がざっくり1時間くらいしか取れなくて！というのも東京までの移動時間は約6時間。デザインフェスタの搬入は6:00スタート。家を出たのが20:00ごろ。休憩時間と仮眠込みで4時間しかないというまあまあハードワークでした。これがウィルスにやられる原因になったのかもしれません。
本題に戻ります。夜が明けて車から降りると写真を撮っていた理由がわかりました。
その場所からそれはまあ綺麗に「富士山」が見えるんです！テンション上がりました。なんせ新幹線の中からしか見てことがなかったので！よく晴れていてとても綺麗に富士山を拝むことができました！
そこから1時間半ほど車を走らせて会場となる東京ビッグサイトについに到着しました。6時搬入スタートの入り口には既に車の列が。イベント開始の10時までに作業を終えなくてはなりません。
今回僕が出店したのはこの1.8×1.8mのブース。壁面のパネルや長机はレンタルしました。
ここでひとつトラブルが。(※トラブルは全3弾にわたって構成されています。引き続きお楽しみください。)長机2台にかける黒布を事前に購入していたので受け取りに行くと、「1枚しかない！！」という事態。受付に確認しに行くと、注文時の数量×2が2mになるという仕組みなのでしょうとのこと。
「うそーん」とは思いましたが、そんなこと言うてても始まらないのでなんとかするしかない！レイアウトの工夫でどうにか形にしました。
最初はこんな感じで配置していたのですが、どうも人の出入りが難しく、通りかかる人から作品が遠いことが難点でした。
何度か試行錯誤した最終形態はこんな感じになりました。
改めて今回のこの作品たち、「素敵やなあ」と見惚れていました。作品名は「窓を彩る言葉たち」です。普段の生活のなかで何気なく目にする窓から入る光を利用して、作品たちが優しく温かく照らされます。三重に和紙を貼り合わせていて、後ろの和紙に書いた言葉や色が表に浮かび上がります。
東京から帰るとすぐにお問い合わせをいただき、お買い上げいただいています。気になる方は是非に。
それで、作品を置いて見たんです。ここで次のトラブルが。窓がないので作品を後ろからライトで照らしていたのですが、「家と違って光が弱い！」という問題が。家と会場との明るさの違いもあると思いますが、思うように発色せずぼんやりした印象になってしまいました。完全に誤算でした。
そんなこんなで設営を終えて、当日は1日中ブースに滞在していました。足を止めて作品を見てくださったり、お話をしたり、会場に足を運んでくれた方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
ですが、結果的には全然成果は出なかったです。ここがやってみないと分からないところで、いい勉強になりました。やはり自分のスタイルは「個展」をベースにするべきだと感じました。
今回作った作品たちのクオリティがダメという事ではなく、ターゲットになる客層が違ったという印象でした。沢山の人に見てもらえさえすれば良いというわけではないという事ですね。勉強になりました！
そう思い始めると２日目に同じように1日を過ごしても勿体無いなと思ってしまって、1日目のみで撤収しました。ですがここで最後のトラブルが。搬出作業は19:30までとのアナウンスが会場に流れていました。急いで片付けをして車に向かうと、もう出庫する車で大渋滞。ぜーんぜん動きません。駐車場を出るのに40分ほどかかりました。
それでも19時過ぎに荷下ろしできる場所に戻ったのですが、シャッターが閉まってるんです。本当に「えっ。」っていう顔になりました。でも結果的に開けてもらうことが出来て無事に搬出を終えることが出来ました。
といった感じで今回のデザインフェスタは今後の活動の方向性を考える上でもとても勉強になりました。次は7月に京都三条にて個展を開催します。戸野は次に向けて燃えております！！
それでは今日はこのへんで。ありがとうございました。
