こんばんは、ゴールデンウィークでしっかり体力をチャージしてきた戸野です。
いよいよデザインフェスタが来週に迫ってきました!着々と仕上がっていく作品たちが本当に綺麗で可愛いです。2日間での素敵な出会いがとても楽しみです!
さてさて、書道家としての活動を始めて「5年目」になりました。当初の作品を見ると「目も当てられない!」という感じで、自分の技術の成長をしっかりと感じています。とはいっても最初の頃はそれはそれで良さもあったりするのですが。
活動をする中でたくさんの「文字と言葉」を書いてきたわけですが、時々表現したいことの核を考えたりします。
これはもちろん作品によって伝えたいことは違ってくるのですが、「大きな根っことしてなにを伝えたいのか」「自分が言葉や人から感じていることは何か」ということです。
ここ最近は、「言葉や文字の奥にはさらに言葉が在る」ということを意識していました。ありがとう1つにしても、その場の状況や想いによって言葉の中身は変わっていきます。だから作品の中に複数の文字を書くことがあります。
このことを何となく「言葉にはいろんな色があるよね」と思っていました。
「色」も先程と同じでひとつの言葉にも様々な色合いを感じます。
こんなことを考えながら作品制作をしていると、ふと思ったことがあります。
作品を書く際はしばしば「縁」や「愛」を表現してきましたが、もしかしてこれまで縁や運だと思っていたことの正体は「愛」なのではと気づきました。
「なんやかんやで大切なことの根本は愛なんじゃないの!?」と。大切なことというのは、自分の周りで起きている「ものごと」と自分の周りにいる「人」です。
ここに目が向いている人は、「縁があって今の私があります。」や「周りの人に支えられて。」という言葉に表しているように思います。人は愛を持って接していないと離れていきます。ものは壊れてしまうし、愛を持って過ごしていないと悪いことばかり起きてしまいます。
そんな風に思うと、自分の表現の核が言葉や文字の色と愛というのがとってもとっても納得がいってしまいまして!なんか、「大切なことって愛やんな〜」と感じています。
という自分の中のビッグウェーブに乗りに乗って作品をバーっと書きました!!
「愛〜love〜」をテーマに壁にかけるタイプのアートボードたちです。和紙と墨だけに許された「温かみのある色合い」と共に日々を過ごしていただければ嬉しいなと思っています。
デザインフェスタに向けて作品を書くにあたり、「やっぱり墨と和紙っていいな」と改めて感じています。
培ってきた技術とともにこれからも愛を表現していきます。個展やイベントの際にはぜひお立ち寄りいただき、作品たちに直に触れていただけると幸いです。隣にはもちろん戸野もおりますのでお話しできればと。
それでは本日はこのへんで。